こんにちは、船原です。
展示会へ行く、
良いブランドを見つける、
日本で売らせて欲しいと交渉する!
うまく行けば、総代理店の権利をゲットして、
日本で販売できます。
しかしながら、
日本に先に代理店がいたり、
同時期に展示会に行ったライバルに負けたり、
ブランドが日本へ直接販売しに来たりと、
総代理店を獲得できないケースも多々あります。
というか、
そういう場合のほうが多いです。
10個交渉したら、8個くらいはそんな感じ。
・・・で、
そうなったときにどうするのか?
ほとんどの場合はどうしようもないのですが、
どうしようもある場合があります。
それが・・・
自分で同じ商品作っちゃうという方法です。
特許を取られていたり、
超複雑なソフトウェアで動かしていたりしない場合、
大抵の商品は自分で作れます。
中国に行って、
同じようなやつをみつけてきたらいいわけ。
以前、
「自動でついてくるスーツケース」
というのがあり、
全力で取りに行ったのですが、
あえなく撃沈しました。
しかしながら、
その後、ちょっとしてからアリババを見ると、
自動でついてくるスーツケースが大量に出品されていたのです(笑)
なので、
あそこで総代理店をとらずとも、
自分で商品をOEMなどで作ることは可能でした。
中国の工場って、
自分で商品アイデアを思いつくだけのリソースがありません。
そうなると当然、
売れている商品を見つけては、
パクると言うか、同じような商品を作る傾向にあります。
例えば、
Kickstarterとかでクラウドファンディングすると、
同じような商品が、
すぐにアリババやタオバオに量産されるのです。
また、
普通にkicstarterで商品を作っているブランドが生産を委託している工場が、
アリババにも出品しちゃってるケースもあります。
(契約とかどうしたんだろう)
ということで、
もし総代理店とれなくても
リベンジとして、自分も同じ商品を作るということは可能なのです。
もちろん、
問題点も多いです。
そもそも、総代理店を取りに行くというのは、
商品を取りに行くと言うよりは、
ブランドを取りに行くことです。
ブランドとパートナーシップを結べば、
新商品がぞくぞくやってきたり、
サポートを受けられたりします。
また、
販売に使用する画像や動画なども、
自分で作らないといけなくなります。
自分で商品を作ってしまうと、
次の商品も自分で作らないといけないので、
そこはまぁ、大変です。
しかし、
メリットとしては、
自分で商品を作ったほうがかなり安くなります。
ほとんどのケースでは、
ブランドから買う場合より、
自分で作る場合のほうが50%くらい安くなります。
ですので、
うまく販売できたときに利幅がかなり大きくなりますね。
クラウドファンディングじゃないと採算取れないと思ったけど、
アマゾンでもいけるやんみたいな感じです。
(分かる人はわかる)
ということで、
総代理店リベンジという方法もあります。
また、
最初からリベンジ目的で、
自分で商品を作っちゃうことを目的に、
そのネタを探しに展示会に行くというのもありですね。
最近の僕は、そっちのほうが多いです。
ぜひ、ご参考に。
追伸
本日、
生まれて初めて、
サーカスを見に行きます。
モスクワサーカスらしいです。
とりあえず頭の中では
ずっとGreatest Showのテーマが流れています。