こんにちは、船原です。
自社の物販は今までネットショップが主だったのですが、最近はAmazonと楽天とヤフーショッピングをかなり本気で取り組んでいます。
ネットショップですと、他との価格比較が容易では無いので、ある程度、俺様価格で売ることができます。
楽天で2万円くらいの商品をネットショップでは5万円で売っているのですが、それでも普通に売れています。
しかしながら、やっぱりAmazonや楽天やヤフーショッピングなど、プラットフォームでの物販って価格比較が容易だから、俺様価格では売れない・・・
そう思ってました。
・・・が、何事も実験。
というか、物販やっている上での挑戦として、できるだけ高く売りたいというのはありますよね。
実験 → 挑戦
ということで、最近はプラットフォームでもできるだけ高く売る方法を追求しています。
例えば・・・
仕入原価が350円の商品があり、今までAmazonで980円で販売していたとします。
アマゾンからの入金が大体630円位なので、利益は280円ですよね。
しかし、もしこの商品を1280円で売ったとしたら??Amazonからの入金は900円位になりますので、利益が550円になります。
販売価格を30%程度上げただけで、利益は2倍位になるのです・・・
販売価格を2倍に上げて、利益が2倍になるならわかりますよ。
でも、販売価格を1.3倍にしかしてないのに、利益2倍なのです。
そう考えるとすごくないですか?
「いやいや、価格上げたら、売れる数も少なくなるでしょ」
って思いますよね。
もし、販売価格を30%上げたことにより、
販売数が30%減少したとしましょう。
月に100個売れてたのが、
月に70個売れる様になってしまったとします。
計算すると・・・
今までの利益
280円が100個売れて = 2万8000円
30%価格上げたときの利益
550円が70個売れて = 3万8500円
ですので、
余裕で後者(値上げ)のほうが利益が出ています。
資金効率(ROI)が後者のほうがいいのも重要。
要は、少ない資金から大きな利益を生み出すことができます。
ちなみに、
価格を上げると絶対に販売個数が減るのかというと・・・
確かにその傾向にはありますが、正直、思ったよりも減りません。
ここは思い切って実験するほうがいいですね。
あと、ちょっと重要なのが、各プラットフォームのSEOです。
値上げすると、SEO的に不利なんじゃないか??
そう思う方もいると思います。
しかし、現状、特にAmazonでは、価格が高いからと言ってSEO的にマイナスにはならないです。
というより、もし、価格を高くすることによって、コンバージョン率が極端に下がるようなことがあれば、SEOが下げられるという感じですね。
一方、
圏外に飛んでいく仕様になっています。
(上げることでも飛んでいくことは多くある)
つまり、Amazonに関して言うと、キーワードごとに適正な価格帯というのが設定されていて、その範囲に収まっていれば、とりあえずSEO的には問題ないと思われます。
(コンバージョン率の問題は依然として残ります)
僕のイメージとしては、プラットフォームって、特に過去は、安くないと全然売れないというイメージでした。
しかし、きちんとブランド構築をしたり、価格が高いことを納得してもらえるような訴求をしたりすることで
もちろん、商品カテゴリにもよります。
消費者の価格感応性が高いカテゴリもあれば(リピート品は比較的高い)価格感応性が低いカテゴリもあります。(趣味商品や一回きりの商品)
しかし、重要なのは、ライバルがこの価格で売っているからという理由だけで、価格決定をしないということですね。
いろいろ試して、利益が長期的に最大化される価格を選んでいくことが重要ですね。
ちなみに、ライバルよりも高く、いっぱい売れると、超気持ちいいですし、ビジネスマンとして、それを目指していくことで、ビジネス力がついていきます。
安く売るというのも価値提供の1つの形ではあると思いますが、高くても売れるというのもいいことです。
怖がらずに、ぜひ挑戦してみましょう。
Twitterでフォローしよう
Follow 藤谷 銀@中国輸入OEM ネット物販ラボ